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農場だよりです。
今日はオープンハウスのグロワースコンテストのご紹介です。
ベストグロワース賞は和田キミ子様出品の株でした。
優勝賞品はPaph. appletonianum fma. album 'Kyoto' x selfの苗でした。
根茎がしっかりと肥大し葉の枚数も多いことが評価されました。
上手な水やりが伝わってくる株でした。
今回お持ちいただいたグロワースコンテスト株は、昨年のオープンハウスの夜のパーティの後に配布したMonolena primulifloraでした。
エクアドル原産のノボタン科の着生塊茎植物です。
現地では滝の傍や水の滴るような苔むした樹皮や岩場に着生しています。
そのため、着生植物といえどリカステのように水を好みます。
水切れさせてしまうと葉が垂れ下がり、そのままにしておくと葉を落としてしまいます。
今回お持ちいただいた株はどの株も葉の枚数が多く、きめ細かい水管理をされていることが伺えました。
栽培のポイントはとにかく水を切らさないことです。
水切れで葉が垂れた時は、新聞紙でくるくると株全体を巻いて、バケツに数時間漬けておく置くとすぐに復活します。
しばらく水やりを忘れて葉が落ちても、根茎がしっかりとしていればまだ生きています。
水やりを再開すると休眠から目覚めて葉が出てきます。
ベラボンや水苔など水持ちの良いコンポストで作ると水やりを楽できます。
温度や日照はパフィオと同じような感じで良く出来ます。
日照を多くとると葉が引き締まります。
今年配布したグロワースコンテスト株はリカステの苗です。
一年間育て上げてぜひ来年のオープンハウスにお持ちください。
それでは皆様また明日!
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