ホームページをご覧の皆様こんにちは。
農場だよりです。
パフィオの花が少ないのでカトレアを載せようかと見ていたら、珍しいものを見つけました!
花は珍しく無いCattleya mendelii なのですが、リップの中心に注目してみてください
コマルハナバチが挟まっています!
こうして自生地では受粉するのでしょうね。
しかしよく見ると、コマルハナバチでは力不足だったようで、花粉塊の粘着部分にくっつき、リップと蕊柱に挟まれ身動きが取れず力尽きています...。
バルボフィラムはもともとハエが挟まるとそのまま逃げられないように設計されていますが、カトレアの場合は挟まった後抜け出て花粉を持ち去ってもらう設計です。
自生地でも、大きさが程良くパワーのある特定の種類の蜂に花粉の媒介を頼っているのかもしれませんね。
こちらはYZW先輩が見つけて写真を見せてくれました!
カエル君がリップの中に隠れています。
こちらはコマルハナバチと違ってリップに挟まって困る様子は見受けられませんね。
すっぽり隠れられて安心でしょう(^^)
蘭の花に虫が訪れていたらよく観察してみると楽しいと思います。
それでは皆様また明日!