ホームページをご覧の皆様こんにちは。
農場だよりです。
アジアのパフィオにはPaph. sanderianum、南米のフラグミペディウムにはPhrag. caudatum、どちらの属にもペタルが長くなる原種が有りますね。
どちらも交配に使うと子孫にその長いペタルは遺伝していきます。
今日は、農場で咲いていたサンデリアナムの交配種と、コウダタムの交配種がどちらも咲いていたので長さを測っちゃいました!
まずは東のパフィオ交配種
Paph. (rothschildianum'Giant Wings' x Michael Koopowitz 'Charm')
Paph. Michael Koopowitzはサンデリアナムとフィリピネンセの交配種ですから、この個体はサンデリアナムの孫ということですね。
ロスの精悍な顔つきを受け継いでペタルが長くてもキリッとしています。
さて、そのペタルの長さは...
じゃじゃん!
29cm!
風でゆらゆらするので測るのと撮るのを同時にこなすのは大変です^^;
花の大きいロスのNSがだいたい30cmですから、だいたいロス2輪分ですね!
対する西のフラグミ交配種はこちら
Phrag. (Sedenii×Grande)
Phrag. Grandeはコウダタムとロンギフォリウムの交配種ですのでこちらはコウダタムの孫です。
コウダタムによく似た雰囲気です。
さて、そのペタルの長さは!?
じゃじゃん!
35cm!
フラグミの勝ちです!6cm長い!
ふと、比べてみたくなりましたが、パフィオとフラグミのどちらが優れているか競うものではないのでパフィオ派とフラグミ派でケンカしないようよろしくお願いします!
ちなみに、お客様のお預かり品のコウダタムが咲いていますが、こちらはなんと65cm...!
圧倒的な長さです。
いかがでしたか?
風にゆらゆらする長いペタルは風情があって良いものですね(^^)
東京オーキットナーセリー感謝セールもお忘れなきようよろしくお願いします。
今日はこれにて失礼します!さようなら!